こんにちは!今回は、日本航空(JAL)の羽田⇒ニューヨーク線「JL4便」について、最新機材エアバスA350-1000型機を使ったフライト体験を徹底解説します。ファーストクラスやビジネスクラスはもちろん、プレミアムエコノミーやエコノミーの座席仕様、機内食、ラウンジ情報など、情報量たっぷりでお届けします。
◆ JL4便概要
路線:東京・羽田空港(HND)第3ターミナル → ニューヨーク・JFK空港(ターミナル8)
所要時間:約12~13時間(季節や気流により変動)
使用機材:エアバスA350-1000(4クラス、239席仕様)
座席数:ファースト6席/ビジネス54席/プレミアムエコノミー24席/エコノミー155席
◆ 出発前ラウンジ情報(羽田空港 第3ターミナル)
JL4便は羽田空港 第3ターミナルから出発します。ビジネスクラス以上、または上級会員ステータスをお持ちの方は、JALラウンジを利用可能です。
- ファーストクラス搭乗・JMBダイヤモンド会員など:ファーストクラスラウンジ
- ビジネスクラス搭乗・JMBサファイア会員など:サクララウンジ
- プレミアムエコノミー:運賃種別によってサクララウンジ利用可(アップグレードやFlex運賃の場合)
ラウンジ内では、シャワールームや無料Wi-Fi、軽食・ドリンクバー、リラックススペースなど充実の設備が整っています。特にJALオリジナルのビーフカレーは終日提供される定番メニューです。ファーストクラスラウンジ限定で、お寿司やシャンパンバーが設置されていることも有名ですね。
◆ 使用機材:エアバスA350-1000の魅力
JL4便には、JALが導入している最新鋭のエアバスA350-1000型機(239席仕様)が使用されます。大きな特徴は以下の通りです。
- 静音性・快適な機内環境:気圧・湿度が改善され、エンジン音も静か。
- 全席エンタメ&電源完備:4K対応の個人モニター、USB-A/USB-C、AC電源。
- 機内Wi-Fi搭載:2024年10月1日より一部無料化。ビジネス・ファーストは時間無制限クーポンあり、エコノミー・プレエコは1時間無料。
◆ 座席クラス別 詳細レポート
▶ ファーストクラス
エアバスA350-1000のファーストクラスは 1-1-1 配列で、わずか6席のみ。完全個室型スイートで広々としたソファ+ベッドスペースが確保されています。
- 大型モニター:43インチの4Kディスプレイ&ヘッドレスト内蔵スピーカー
- 座席レイアウト:隣席と連結しダブルベッド風にもできる超ゆとり設計
- 専用ワードローブ:自分のタイミングで上着などを掛けられる個別収納
- アメニティ:高品質パジャマ、スリッパ、アメニティキット
- 機内食:キャビアや最上級シャンパン(サロン等)を含むコース料理、いつでもオーダー可能なアラカルトあり
▶ ビジネスクラス
JALで初めて ドア付き個室型シートを導入した最新仕様(1-2-1配列)。プライバシーと開放感を両立する半透明ドアが特長です。
- 24インチ4Kモニター:ヘッドレスト部分にスピーカー内蔵で“自分だけのシアター空間”
- フルフラットベッド:リクライニングを倒すと長さ約198cm、幅56cm
- シートピッチ:130cm前後で充分な余裕
- アラカルト軽食:うどん、カレー、サンドイッチなど約13種類から注文OK
- その他設備:個人用クローゼット、ワイヤレス充電パッド、マッサージ機能など
- アメニティキット:「HERALBONY」デザインのポーチ、保湿アイテム、アイマスクなど
ビジネスクラスは離陸前ウェルカムドリンク、コース仕立ての機内食、丁寧なサービスなど“空の上のホテル”と呼ばれるほど快適です。
CAさんを起こさないで設定もあるので、寝ている間に食事で起こされる心配がありません。
▶ プレミアムエコノミー
2-4-2配列で24席。シートピッチ約107cmと足元にゆとりがあり、リクライニングしても背もたれが後ろに倒れ込まない“シェル型シート”を採用しています。
- シート幅:約48cm
- リクライニング:電動&レッグレスト・フットレスト付き
- エンタメ:16インチ4Kディスプレイ
- アメニティ:ブランケットやスリッパ、歯磨きセットなど(希望時)
機内食は基本エコノミーと同内容ですが、金属製カトラリーや陶器の食器で提供されるなど、サービスのグレードが微妙に上がります。ウェルカムドリンクが提供されるのも嬉しいポイントです。
▶ エコノミークラス
3-3-3配列(一部2-3-2配置)で合計155席。シートピッチ約84~86cmと、業界平均よりややゆったりめに設計されています。
- 13インチ4Kモニター:USBポート(A/C)+AC電源完備
- 着座時の快適性:座席が少し後傾しており、膝にゆとりができやすい
- サービス:毛布・クッション全席配布、希望者はアイマスク・耳栓も受領可
- 機内食:和・洋チョイスのメイン+サラダ+デザート+パン or ご飯
エコノミーでもアルコールは無料提供(ビール、ワイン、梅酒など)。到着前に朝食や軽食が配られます。長時間フライトなので、適度にストレッチや水分補給をしながら過ごすと良いでしょう。
◆ 機内食の楽しみ方
ファーストクラス・ビジネスクラス
一流シェフ監修のコース料理が提供されます。前菜からメイン、デザートまでレストランさながら。
ファーストクラスではキャビアや最上級シャンパン「サロン」が登場することも。
ビジネスクラスでもシャンパンや獺祭などの日本酒、各種ワインを取り揃えており、食事クオリティが非常に高いです。
プレミアムエコノミー・エコノミークラス
「RED à table(レッド・ア・ターブル)」というコンセプトのもと、若手有名シェフやレストランとのコラボメニューが採用されています。
季節ごとにビーフやチキン、魚料理などメインが変わり、デザートにも力を入れているので要チェックです。
どのクラスでも、出発後メインミール(ディナー)と到着前の軽食/朝食が基本。サンドイッチや麺類などの軽食を出す便もあるので、しっかりお腹を満たせます。
◆ 搭乗手続き・ターミナル情報
羽田空港 第3ターミナル
JAL国際線チェックインカウンターは出発階にあります。
- ファーストクラスやJMBダイヤモンド会員なら「ファーストクラスエントランス」で保安検査場へ直行
- ビジネス・プレエコも優先チェックインカウンターあり
- 出発締め切りは1時間前ですが、混雑を考慮して2~3時間前に到着推奨
セキュリティ後、ラウンジや免税店を楽しんでゲートへ移動。JL4便の搭乗口は100番台後半(例:113番ゲート)が多いです。搭乗開始は出発の45分前頃から。
ニューヨーク JFK空港 ターミナル8
到着はターミナル8。2023年からJALは第1ターミナル→第8ターミナルに移転しており、アメリカン航空などとの乗り継ぎがスムーズになりました。
到着後は入国審査 → バゲージクレーム → 税関審査の流れです。ファースト・ビジネス利用客の荷物にはプライオリティタグが付いているため、比較的早く受け取れます。
◆ 手荷物規定
アメリカ路線では無料受託手荷物枠が大きめなので助かります。
- ファースト・ビジネス:32kg × 3個
- エコノミー・プレミアムエコノミー:23kg × 2個
機内持ち込みは10kgまでの手荷物1個+身の回り品1個です。重量オーバーには注意しましょう。
◆ 機内Wi-Fi
2024年10月1日から、JAL国際線Wi-Fiが一部無料化されました。
- ファースト/ビジネス:時間無制限無料クーポン
- プレエコ/エコノミー:1時間無料、以降は有料プラン購入可
メールチェックやSNS程度なら無料枠でOK。ログイン方法は、搭乗時にシートポケットの案内を参照してください。
◆ オーロラ観測の可能性
JL4便は北回りのコースを飛ぶことが多く、冬季の夜間には北極圏付近でオーロラを見られるチャンスがあります。運が良ければ機内から幻想的な光のカーテンを目撃できるかも!
- 狙い目座席:東行きでは機体左側(A席)が北側に面するためおすすめ
- 見やすい環境作り:客室が暗いほどよく見えるので、窓ブラインドは閉め、周囲の明かりを遮る
- CAへのリクエスト:「見えそうなら教えて」と伝えておくと起こしてくれる場合も
◆ ビジネスクラス利用者向け 追加ポイント
シート操作:「起こさないでモード」や電動マッサージ機能、ワイヤレス充電パッドなどハイテク満載。
サービス:離陸後すぐのウェルカムドリンク・おしぼり、食事はフルコース形式で細やかな配慮が光ります。
ラウンジ&優先待遇:羽田でのサクララウンジ、ニューヨーク出発時はAAのFlagship Loungeなどを利用でき、荷物にもプライオリティタグが付きます。
◆ エコノミークラスでの快適性UPのコツ
- 座席指定:非常口席や前方席を確保すると足元広め。窓側や通路側なら隣に挟まれにくい。
- 機内エンタメ:JALのエンタメラインナップは豊富。自分のイヤホンを使いたい場合は2ピンプラグ用アダプタがあると便利。
- 小腹対策:ギャレーでスナックやドリンクをもらえる場合あり。遠慮せず声をかけよう。
- 防寒対策:ブランケットはあるが、薄手の上着やパーカーを持参すると安心。
- ストレッチ:通路やギャレー近くで足を伸ばしてリフレッシュ。定期的にトイレ休憩を取る。
◆ まとめ:JAL JL4便で快適な長距離フライトを
以上、JALの羽田⇒ニューヨーク線「JL4便」の最新情報をぎゅっとまとめました。
エアバスA350-1000の先進的な客室、各クラスの充実度、機内食やラウンジのクオリティなど、さすがJALと感じるポイントがいっぱいです。
12~13時間のフライトでも、ビジネスやファーストなら極上のおもてなしを、エコノミーでも座席のゆとりや美味しい機内食、無料Wi-Fiなどで快適に過ごせます。
ぜひ次回の渡航機会に、JL4便の上空の旅を楽しんでみてください。
運が良ければ、夜空に輝くオーロラも目撃できるかもしれませんよ!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
素敵な空の旅をお過ごしください。